四川目（青森県上北郡三沢市）
四川目
現・青森県上北郡三沢市（1889-三沢村／1958-三沢市）
区域：第1区（砂浜海岸）
湾形：丁類第八（九十九里浜式砂浜）
明治三陸津波（1896）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
再生形態：分散移動
「川目聚落でも五川目が最も災害が大であったと語られているが、丘陵地を走る兩側に移り、四川目も殆んど高地へ上った。」（Y1943／p.121）
昭和三陸津波（1933）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
家屋流失倒壊区域（坪）：
浸水家屋：21戸
再生形態：分散移動
移動戸数：
達成面積（坪）：
「三川目も、四川目も夫々約30戸程も今度又流失しているのであるが、多くはかかる其後の移入者に多かった。今度は此等の罹災者が最も濱遠い村の西の丘に移る事になった。官地を拂下げて1戸1段2畝宛の耕地を附した屋敷を興へ、三川目、四川目も夫々2箇所に、10數戸宛の移動地を建設して移っている。そして元の屋敷は官で買上げて防潮林に當て、原地復帰もかなわぬ程に、将来の災害を断って、移動を徹底させている。」（Y1943／p.123-124）
「川目集落も若干の被害があり、四川目は丘地の部落の端れに二カ所集団移動したが、他の多くは分散移動した。」（Y1964a／p.70）
チリ地震津波（1960）
fig.四川目：1952航空写真（国土地理院）
fig.四川目：1975航空写真（国土情報ウェブマッピングシステム）
fig.四川目：2011津波遡上範囲（日本地理学会 津波被災マップ［速報］）
