2100-12-01から1ヶ月間の記事一覧

第1区 尻屋崎〜馬淵川:砂浜海岸

第1区 尻屋崎〜馬淵川(八戸市):砂浜海岸山口弥一郎による概況: 尻屋より老部、白糠、泊付近にはいくらか海崖が海にせまり、海蝕段丘上に集落もみられるが、全般的に九十九里浜式砂浜海岸で、川目に納屋より発達した集落(川目集落)がみられる。 湾形(…

第2区 馬淵川〜閉伊川:隆起海岸(海蝕段丘)

第2区 馬淵川(八戸市)〜閉伊川(宮古市):隆起海岸(海蝕段丘)山口弥一郎による概況: 北上山地の北部を占め、宮古付近にかけて広大な海蝕大地がみられる。主に直線海岸で、いくつか奥行の浅い湾入があるが、その多くは小規模なもので、海岸には数戸の…

第3区 閉伊川〜盛川:沈水海岸(リアス式海岸)

第3区 閉伊川(宮古市)〜盛川(大船渡市):沈水海岸(典型的リアス式海岸)山口弥一郎による概況: 三陸海岸の最も標識的、かつ大規模なリアス式海岸である。段丘の発達が最も悪く、絶壁のせまる湾頭の低地に集落が発達し、津波の災害度の大な点からも標…

第4区 盛川〜牡鹿半島:沈水海岸(リアス式海岸)

第4区 盛川(大船渡市)〜牡鹿半島:沈水海岸(細かなリアス式海岸)山口弥一郎による概況: 大小の湾入が入雑り、最も複雑な海岸である。 湾形(山口調査対象集落中):第五型(湾内U字)39%、第六型(湾内凸凹少)21%、第二型(外洋U字)8%、第四型…

当サイトの主旨

東日本大震災は広範・多岐にわたる災害ですが、当サイトはそのうち三陸地域の津波災害に焦点を絞っています。その復興においては歴史観が問われると私たちは考えます。それはこの地域の津波被害が反復的で自然的なものであると同時に、人文・社会学的にも工…

当サイトの読み方

集落ページの説明と出典及び、図版の出典を以下に示します。集落ページ "(C1934)"などの文献略号はこちらを参照ください。 集落名 現在の行政区域(これまでの行政区域の変遷) 区域:「インデクス」を参照 湾形:(C1934)の「湾形の分類」をもとに山口弥…