田代（青森県下北郡東通村）
田代
現・青森県下北郡東通村（1889-東通村）
区域：第1区（砂浜海岸）
湾形：丁類第八（九十九里浜式砂浜）
「もと現位置の東北の海岸低地にあって、古く津波の災害をうけ、海岸段丘上に移動したと伝えている。その南の尻労も、もとの位置は段丘下の低地で、古い集落の痕跡を止めている。この移動が津波であったことは、尻屋よりも明らかで、近くに手頃な段丘の移動適地があったために、古く移動したまま発達している。これには共同体漁村の構造が強化されていて、永く戸数を制限したため、原位置の低地に、戸数を増加して、あふれて戻るようなことがなったことも因をなしている。近くの小田野沢、猿が森等も、古く三陸海岸を北漸して発達した納屋集落であったらしいが、納屋が流失してから現位置の山麓に移り、季節的に、漁期のみ住む納屋は原位置に残している。このような納屋集落と、定住集落の分離発達した集落は、災害が少ないから、古く安定したまま、その後集落移動のようなこともしていない。」（Y1965b／p.250）
明治三陸津波（1896）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
再生形態：
昭和三陸津波（1933）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
家屋流失倒壊区域（坪）：
浸水家屋：
再生形態：
移動戸数：
達成面積（坪）：
チリ地震津波（1960）
fig.田代：1948航空写真（国土地理院）
fig.田代：1975航空写真（国土情報ウェブマッピングシステム）
小田野沢（青森県下北郡東通村）
小田野沢
現・青森県下北郡東通村（1889-東通村）
区域：第1区（砂浜海岸）
湾形：丁類第八（九十九里浜式砂浜）
「もと現位置の東北の海岸低地にあって、古く津波の災害をうけ、海岸段丘上に移動したと伝えている。その南の尻労も、もとの位置は段丘下の低地で、古い集落の痕跡を止めている。この移動が津波であったことは、尻屋よりも明らかで、近くに手頃な段丘の移動適地があったために、古く移動したまま発達している。これには共同体漁村の構造が強化されていて、永く戸数を制限したため、原位置の低地に、戸数を増加して、あふれて戻るようなことがなったことも因をなしている。近くの小田野沢、猿が森等も、古く三陸海岸を北漸して発達した納屋集落であったらしいが、納屋が流失してから現位置の山麓に移り、季節的に、漁期のみ住む納屋は原位置に残している。このような納屋集落と、定住集落の分離発達した集落は、災害が少ないから、古く安定したまま、その後集落移動のようなこともしていない。」（Y1965b／p.250）
明治三陸津波（1896）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
再生形態：
昭和三陸津波（1933）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
家屋流失倒壊区域（坪）：
浸水家屋：
再生形態：
移動戸数：
達成面積（坪）：
チリ地震津波（1960）
fig.小田野沢：1948航空写真（国土地理院）
fig.小田野沢：1975航空写真（国土情報ウェブマッピングシステム）
老部（青森県下北郡東通村）
老部
現・青森県下北郡東通村（1889-東通村）
区域：第1区（砂浜海岸）
湾形：丁類第八（九十九里浜式砂浜）
明治三陸津波（1896）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
再生形態：
昭和三陸津波（1933）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
家屋流失倒壊区域（坪）：
浸水家屋：
再生形態：
移動戸数：
達成面積（坪）：
チリ地震津波（1960）
fig.老部：1948航空写真（国土地理院）
fig.老部：1975航空写真（国土情報ウェブマッピングシステム）
fig.老部：2011津波遡上範囲（日本地理学会 津波被災マップ［速報］）
白糠（青森県下北郡東通村）
尾鮫浜（青森県上北郡六ヶ所村）
尾鮫浜
現・青森県上北郡六ヶ所村（1889-六ヶ所村）
区域：第1区（砂浜海岸）
湾形：丁類第八（九十九里浜式砂浜）
明治三陸津波（1896）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
再生形態：
昭和三陸津波（1933）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
家屋流失倒壊区域（坪）：
浸水家屋：
再生形態：
移動戸数：
達成面積（坪）：
チリ地震津波（1960）
fig.尾鮫浜：1952航空写真（国土地理院）
fig.尾鮫浜：1975航空写真（国土情報ウェブマッピングシステム）
fig.尾鮫浜：2011津波遡上範囲（日本地理学会 津波被災マップ［速報］）
平沼浜（青森県上北郡六ヶ所村）
平沼浜
現・青森県上北郡六ヶ所村（1889-六ヶ所村）
区域：第1区（砂浜海岸）
湾形：丁類第八（九十九里浜式砂浜）
明治三陸津波（1896）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
再生形態：
昭和三陸津波（1933）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
家屋流失倒壊区域（坪）：
浸水家屋：
再生形態：
移動戸数：
達成面積（坪）：
チリ地震津波（1960）
fig.平沼浜：1952航空写真（国土地理院）
fig.平沼浜：1975航空写真（国土情報ウェブマッピングシステム）
fig.平沼浜：震災津波前の航空写真（日本地理学会 津波被災マップ）
fig.平沼浜：2011津波遡上範囲（日本地理学会 津波被災マップ［速報］）
天森（青森県上北郡三沢市）
天森
現・青森県上北郡三沢市（1889-三沢村／1958-三沢市）
区域：第1区（砂浜海岸）
湾形：丁類第八（九十九里浜式砂浜）
明治三陸津波（1896）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
再生形態：分散移動
「天森、砂森、塩釜、織笠、六川目等も何れも多くはこの際、濱を少々離れるか、高地へ住宅を上げたのである。」（Y1943／p.121）
昭和三陸津波（1933）
波高：
死者：
流失倒壊戸数：
家屋流失倒壊区域（坪）：
浸水家屋：100戸（三沢村）
再生形態：
移動戸数：
達成面積（坪）：
チリ地震津波（1960）
fig.天森：1952航空写真（国土地理院）
fig.天森：1975航空写真（国土情報ウェブマッピングシステム）
fig.天森：震災津波前の航空写真（日本地理学会 津波被災マップ）
fig.天森：2011津波遡上範囲（日本地理学会 津波被災マップ［速報］）
